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アメリカ水運史の展開と環境保全の成立

アメリカ水運史の展開と環境保全の成立

「運河の時代」からニューディール期の連邦治水法まで

内容紹介

運河事業を輸送手段ではなく、輸送開発、水力事業、都市衛生、治水事業として展開する。中西部の水資源史はアメリカの民主的河川開発を反映する。

目次

序 章 アメリカ水運史の研究課題
 はじめに
 第1節 水運史の研究動向
 第2節 世紀転換期からニューディール期にかけての環境保全の成立
第1章 国内水運網の形成期における政府介入の意義
 第1節 19世紀初頭の国内水運網の形成
 第2節 運河開削資金の調達問題
 第3節 ヨーロッパ州債市場と州の財政破綻
第2章 1840年代の運河再編にともなう南北の分断
 第1節 債務危機に対する州の反応
 第2節 新たな運河再建案の登場
 第3節 運河開通にともなう南北の分断
第3章 内陸輸送開発における運河民営化と余波
 第1節 イリノイ州運河事業の特質
 第2節 州有運河からトラスト型民営運河へ
 第3節 トラスト型民営運河の成功と限界
第4章 世紀転換期のコレラ対策と大規模河川計画
 第1節 水運とコレラ対策の関係史
 第2節 新たな下水道計画にともなう水路の大規模化
 第3節 大規模河川計画をめぐる利害対立
第5章 洪水対策における環境保全の成立
 第1節 19世紀の築堤中心の洪水対策
 第2節 世紀転換期の国家的洪水対策
 第3節 ミシシッピ川大洪水と1936年連邦治水法
終 章 「運河の時代」から「環境保全の時代」へ
 第1節 水と権力の関係史──水資源史と水運史──
 第2節 水運史の長期的変化──本書のまとめ──
 第3節 その後の環境保全の動向──湿地の開墾と再生──
結  論

あとがき
参考文献
初出一覧
索  引