高崎経済大学産業研叢書
デフレーション現象への多角的接近
内容紹介
日本の失われた20年とともにあったデフレーション現象を経済学的・理論的な考究、企業や組織の適応行動、不況下の思想など、さまざまな視点から論じる。デフレとは何か。
目次
刊行にあたって
第1部 デフレーションの経済学と思想
第1章 貿易自由化と「輸入デフレ」(藤井孝宗)
第2章 デフレ下日本の経済構想(矢野修一)
第3章 ウィリアム・モリスの「社会主義」(國分功一郎)
第2部 デフレーションへの適応と展望
第4章 デフレ経済下の東急ハンズ(加藤健太)
第5章 地方都市における宿泊業のデフレ経済への対応(西野寿章)
第6章 地方の路線バス運賃のデフレ基調とそれに伴う諸問題(大島登志彦)
第7章 任せることの難しさ(藤本哲)
第8章 デフレとエネルギー問題(山本芳弘)
あとがき