福田徳三

評伝・日本の経済思想 13

福田徳三

経済学の黎明と展開

  • オンデマンド
  • 著者:西沢保
  • 定価:3,080 円
  • ISBN:978-4-8188-2628-1
  • 判型:四六判
  • 頁:248頁
  • 刊行:2023年05月
  • ジャンル:経済学史経済

内容紹介

日本における経済学の先駆者で、慶應義塾、東京商大で多くの門下生を育てた。 生存権の社会政策、厚生経済研究を進め、福祉の増進に一身を捧げた。

目次

はじめに
序章 経済学研究の基盤構築と黎明期を超えて
第1章 高商・留学時代とブレンターノ=福田共著『労働経済論』
第2章 帰国、『経済学講義』の頃:福田とマーシャル(そしてマルクス 帰国、東京高商から慶應義塾へ
第3章 『経済学講義』とマーシャル『経済学原理』:有機的成長と厚生経済論
第4章 聖トマスへの回帰とラスキン的厚生経済学
第5章 「価格闘争より厚生闘争へ」:ピグー『厚生経済学』の批判
第6章 福田、ホブソン、イギリス福祉国家:「資本主義の前途」
あとがき
主要人物紹介
福田徳三略年譜
主要参考文献
人物索引