
食料環境政策学を学ぶ
内容紹介
農業経済学から食料環境政策学へ。食や農のあり方、環境・資源の展望問題など持続可能な社会の基礎となる「食料と環境」を問題解決視点で論じた新しいテキスト。
目次
第1部◆食料と農業
第1章 食と社会 ―社会のなかで食を考える 大内雅利
第2章 フードシステムの展開
―牛乳・乳製品にみる農家から食卓まで 大江徹男
第3章 農業・農村のマネジメント
―持続的な農業経営,農村地域をつくる 竹本田持
第4章 農業政策の枠組みと目的
―戦後日本の軌跡と転換期における役割 橋口卓也
第5章 アジア途上国の経済発展と農業
―中国の食料・農業問題 池上彰英
第6章 先進国農業・農業政策の特徴
―CAP改革・農業保護から農村振興へ 石月義訓
第2部◆環境・資源と地域
第7章 環境・資源問題の枠組みと政策課題
―環境・資源問題の切り口を考える 本所靖博
第8章 環境・資源問題と経済学
―経済行動と環境との関連を考える 廣政幸生
第9章 自然資源問題の解決と共生社会
―コモンズの悲劇を克服するコモンナレッジ 岡通太郎
第10章 環境社会学の目で見る生活と農業
―むらから世界を考える 市田知子
第11章 資源問題と地域
―地域からの循環型社会の形成 田畑 保
第12章 地域問題とガバナンス
―問題解決の場としての地域 小田切徳美