琉球近世の社会のかたち

よくわかる沖縄の歴史 2

琉球近世の社会のかたち

  • 著者:来間泰男
  • 定価:2,420 円
  • ISBN:978-4-8188-2616-8
  • 判型:四六判
  • 頁:240頁
  • 刊行:2022年07月
  • ジャンル:歴史人文・社会

内容紹介

沖縄は、琉球という名の、日本とは別の国だった。同じく一七世紀から一九世紀半ばまでの「近世」ではあるが、「日本近世」とは異なる「琉球近世」の時代。何が異なるのか。日本と対比しながら琉球の経済社会を描く。

目次

第1話 島津侵攻と琉球統治
第2話 琉球の進貢貿易と薩摩藩
第3話 世界史の流れと日本・琉球、そして砂糖
第4話 武士ではなくサムレー
第5話 地割という土地制度
第6話 個人別にはとらない租税制度
第7話 貨幣は流通していたか
第8話 モノはどのように生産されていたか
第9話 外国人は琉球の社会をどう見たか
第10話 身売りはあっただろうか