20世紀日独経済関係史 Ⅱ 企業体制
内容紹介
日本におけるドイツ企業体制の学習の歴史を、総力戦体制、産業合理化、経済新体制、戦後初期の社会化、生産性向上運動、「エアハルト論争」の事例に即して跡づける。
目次
序章 課題と視角
第1章 総力戦体制の構築
―体験の代替としてのドイツ学習―
第2章 産業合理化
―アメリカ化への対抗としてのドイツ学習―
第3章 「経済新体制」とドイツ学習
―ナチス・モデルとヴァイマル・モデル―
第4章 経済復興と社会化
―引証基準としてのヴァイマル・ドイツ―
第5章 生産性向上運動
―アメリカ化の補完としてのドイツ学習―
第6章 「エアハルト論争」
―ドイツ学習の終焉―
終章 総括