民事詐欺の違法性と責任

小樽商科大学叢書 6

民事詐欺の違法性と責任

  • 著者:岩本尚禧
  • 定価:本体7000円+税
  • ISBN:978-4-8188-2524-6
  • 判型:A5判
  • 頁:406頁
  • 刊行:2019年03月
  • ジャンル:法律法律

内容紹介

なぜ詐欺は違法なのか。全体主義的な違法論が詐欺と交わるとき、自由意思は法益性を失い、詐欺を働く欺罔(ぎもう)者は責任を免れる。民法の目的は何か。民事詐欺の歴史と理論を検証する。

目次

序論
  第1節 本書の課題
  第2節 本書の構成
第1部 ドイツ法
 第1章 詐欺の前史
  第1節 ローマ法と自然法
  第2節 19世紀の詐欺論
 第2章 詐欺の違法性と責任
  第1節 転回する自由意思の要保護性
  第2節 保護の範囲と限界
第2部 日本法
 第1章 民事詐欺論の展開
  第1節 日本民法と自然法
  第2節 意思決定自由の要保護性
 第2章 民事詐欺の違法性と責任
  第1節 比較法の帰結の考察:裁判例を素材として
  第2節 民事詐欺の違法性と責任
結論
  第1節 「本書の課題」の確認
  第2節 本書の小括
  第3節 結論