日本経済の構造と変遷

日本経済の構造と変遷

内容紹介

近現代の世界で、資本主義経済システムは段階的に発展し、日本でも独特で強力に展開した。その歴史の分析方法を再検討し、産業構造や市場との関連、企業や組織の役割に注目し、構造的に分析する。

目次

 序章 (石井晋)

第1部 分析方法の検討
 第1章 日本経済史研究の現代的課題(武田晴人)
 第2章 産業史研究の意義と方法(呂寅満)
 第3章 生産性上昇と有効需要:経済成長値論から構造分析へ (石井晋)
 第4章 日本経済史研究における「企業と市場」(日向祥子)
 第5章 全体史としての武田史学:その史学史的検討(高嶋修一)

第2部 歴史的な実証
 第6章 1930年代における造船用鋼材の企業間取引(金容度)
 第7章 戦間期の石油産業の変化と独占の成立(内藤隆夫)
 第8章 戦間期・戦時期の三菱における財閥組織(石井里枝)
 第9章 指定生産資材割当規則と鉄鋼業(長谷部宏一)
 第10章 1970-80 年代の日本における ME 化とリース(宮﨑忠恒)
 第11章 日本造船業:国際的地位を維持し続けた構造不況業種(祖父江利衛)
コラム 企業と行政の社会資本形成をめぐる共生関係と市民生活の再生産:水俣港の国際港化を例として                                   (吉田和彦)

 あとがき