米国の金融規制変革
内容紹介
米国で進む市場改革の源泉であるドッド・フランク法を解説。同法の柱となるボルカー・ルールやヘッジファンド関連規制などを巡る議論を詳細に分析し、その本質を明らかにする。
目次
序 章 本書の目的と構成
第1章 金融危機の発生と規制改革議論の変化
第2章 ドッド・フランク法の成立過程と構成
第3章 ドッド・フランク法が刷新する規制システムの全体像
第4章 マクロ・プルーデンス監督体制の構築
第5章 ボルカー・ルールの本質と評価
第6章 ヘッジファンド関連規制の導入
第7章 店頭デリバティブ規制の変遷
第8章 政府支援企業(GSEs)を通じて考える規制の問題点
第9章 メイドフ事件とSECの改革