イギリス食料政策論

イギリス食料政策論

FAO初代事務局長J.B.オール

内容紹介

国際連合食糧農業機構(FAO)の初代事務局長J.B.オールの第二次大戦前後から戦後にかけての食糧政策論の推移を検討し、内外の視点の対立と関連の構造を明らかにする。

目次

まえがき
第1章 第二次世界大戦までのオール
 1.『食料、健康、そして所得』(1936年)までのオール
 2.国際連盟『栄養問題委員会最終報告』(1937年)
 3.アスター、ロウントリ『農業のディレンマ』(1935年)と『イギリス農業』(1938年)
 4.第二次世界大戦までのオールの食料政策論
第2章 第二次世界大戦下のイギリス食料政策論
 1.オール、ラボック『戦時食料政策論』(1940年)
 2.第二次大戦中の食生活と配給制度
 3.オール『なんのために闘うのか』(1942年)と『食料と国民』(1943年)
   ──国内食料政策から世界食料政策へ── 
第3章 FAOの成立とオール
 1.FAO初代事務局長としてのオール
 2.世界食料委員会
 3.世界食料危機
 4.パンの配給制、1946年
第4章 世界食料委員会提案の挫折
 1.世界食料委員会批判
 2.世界食料評議会
 3.世界食料委員会提案挫折の背景
  (1)緩衝在庫
  (2)1947年農業法
  (3)植民地開発政策
終 章 食料政策論におけるナショナルとインターナショナル?
付 論 「自由貿易国民」の興隆と解体
あとがき