武藤山治

評伝・日本の経済思想 11

武藤山治

日本的経営の祖

内容紹介

鐘紡を率い、「日本的経営の祖」といわれた武藤山治。福沢諭吉の精神を継承しつつ、財界のみならず、政界、言論界でも体現した「独立自尊の経営者像」を描く。

目次

はしがき
第1章 生誕と人物形成
1 生誕と郷里での幼少時代
2 慶應義塾入学
3 渡米経験
4 青年期の起業及び就業
第2章 三井銀行及び鐘紡への入社と兵庫工場の建設
1 三井銀行及び鐘紡への入社
2 兵庫工場の建設と操業
第3章 鐘紡全社支配人就任と工場管理施策の体系化
1 全社支配人就任と企業合同及び多角化
2 意思疎通制度
3 教育訓練制度
4 福利厚生制度
5 操業法
第4章 鐘紡における企業統治と経営観
1 鈴木久五郎鐘紡株買占事件への対応
2 第一回国際労働会議への出席と「温情主義」経営をめぐる論争
3 鐘紡争議と「温情主義」
4 『実業読本』にみる経営観
第5章 社会及び地域への貢献事業とブラジル移民事業への関与
1 社会貢献事業
2 南米拓殖株式会社の設立発起人就任
第6章 社会政策と政治運動
1 軍事救護法制定運動
2 健康保険法制定への関与
3 大日本実業組合連合会の結成と活動
4 政治革新論
第7章 政界活動
1 政党・実業同志会の結成
2 実業同志会・国民同志会の活動と政実協定
3 救護法の制定
4 石橋湛山の武藤観
第8章 時事新報社の経営再建と評論活動
1 時事新報社の経営再建
2 「番町会を暴く」の掲載と社会に対する遺言

あとがき
武藤山治略年譜
武藤山治主著目録
主要参考文献
人名索引