二輪車産業グローバル化の軌跡

二輪車産業グローバル化の軌跡

ホンダのケースを中心にして

内容紹介

二輪車産業の草創期、激烈な生き残りをかけた国内競争と、狭隘なマーケットから海外輸出に成功したホンダ生産システムの展開、技術確立、ブランドの獲得などを中心に描く。

目次

はしがき 
第1章 草創期の二輪車生産と国際レース挑戦
──町工場時代のホンダと大村美樹雄の
  オーラル・ヒストリー──
はじめに 
1.ホンダへの入社と草創期のレース活動 
2.日本人初の国産バイクで国際レースに挑戦 
3.彼我の差歴然のレース本番 
4.本田宗一郎からの薫陶 
おわりに 
第2章 二輪の生産体験で築かれた生産システムの展開
──本田宗一郎の生産思想と
  ホンダエンジニアリング──
はじめに 
1.ホンダの生産思想の背景 
2.本田宗一郎とホンダの生産思想 
3.ホンダとトヨタの生産システム成り立ちの比較 
4.ホンダエンジニアリングの発足 
おわりに 
第3章 モーターサイクル技術の模倣から再創へ
──ホンダとヤマハの市販車で見る
  1950~60年代の技術確立期──
はじめに 
1.模倣から再創への階段モデル 
2.模倣・習作期のモーターサイクル 
3.習作から再創へのモーターサイクル 
4.再創から生まれた独創的なモペット・スーパーカブ 
5.モーターサイクル技術のデザイン思想 
おわりに 
第4章 世界二輪グランプリ制覇とブランドの確立
──ホンダRCマシンとレーシング
  エンジンのイノベーション──
はじめに 
1.海外レース初出場とTTレース出場宣言 
2.浅間火山耐久レース時代のレーシングマシン 
3.初のTTレース出場マシン開発の経緯 
4.RC142でRC系エンジンの基本構成確立 
5.TTレース出場3年目の完全優勝とさらなるマルチエンジン化 
おわりに 
第5章 アメリカ市場拡大に向けた大型二輪車の商品化
──ホンダとカワサキの大型二輪車の
  技術開発過程──
はじめに 
1.グローバルマーケット・アメリカ市場の開拓 
2.大型二輪車のアメリカ市場への展開 
3.動き出した大型二輪市場への対応 
4.大型二輪車の勢力図 
おわりに 
第6章 二輪車生産の現地化とR & Dの役割
──タイと中国における派生モデル開発と
  コピー車対策──
はじめに 
1.ホンダの海外進出の事業展開 
2.Honda R & A South East Asia Thailand (HRS-T) 
3.中国におけるホンダの二輪生産とコピーバイクの出現 
4.本田摩托車研究開発有限公司 
5.日系の二輪生産の全体の動向と技術移転問題 
おわりに 

参考文献 
索  引