地域再生のヒント

地域再生のヒント

  • 著者:本間義人・檜槇貢・加藤光一・木下聖・牧瀬稔著
  • 定価:2,640 円
  • ISBN:978-4-8188-2133-0
  • 判型:四六判
  • 頁:260頁
  • 刊行:2010年09月
  • ジャンル:地域社会経済

内容紹介

永田町、霞ヶ関の地方支配からの離脱。カギは市民と地域社会のパワー。本格的な地域再生に向けてのヒントを提示。

目次

 はしがき
第一章 市民的地域政策は可能か ……………………檜 槇   貢
    住民と市民的地域社会の出番 
    市民的地域政策による地域再生 
    市民的地域政策の地域再生事例 
第二章 農村地域における地域再生の発想 ………… 加 藤 光 一
     ――あたらしい「互酬と共同性」を求めて
    脱「構造政策」への道――構造政策と農村政策の非対称性 
    「農地の自主管理」と集落営農――成立と変貌 
    直売所による地域再生 
    農村地域における地域再生の主体――地域変革主体像 
    あたらしい「互酬と共同性」を求めて 
第三章 地域の支え合いから「福祉まちづくり」へ ………木 下  聖
     ――地方分権を活かした新たな取り組み
    地域における福祉(支え合い)の状況 
    現行の地域福祉推進のシステム 
    地方分権下での地域福祉推進の取り組み 
    「福祉まちづくり」による地域再生 
第四章 現場に見る地域再生の可能性 ……………… 牧 瀬   稔
     ――カギ握る理念の確立
    意気消沈する地域の現状 
    地域が衰退した原因 
    地域づくりを進める各主体の現状と課題 
    かみ合わない地域再生の取り組み 
    これからの地域再生の方向性を考える 
    望ましい未来を描くことが地域再生につながる
第五章 1727通りのまちづくり計画………………… 本 間 義 人
     ――脱国土計画に始まる地域再生
    市町村まちづくり計画の意味 
    全総計画は何をもたらしたか 
    全総計画コピーの国土形成計画 
    だれが、まちづくり計画をつくるのか 
    まちづくり計画の前段階