相模の美酒と福澤諭吉

相模の美酒と福澤諭吉

「近代化」のビジョンを求めて

  • 著者:金原左門著
  • 定価:3,300 円
  • ISBN:978-4-8188-2115-6
  • 判型:四六判
  • 頁:296頁
  • 刊行:2010年05月
  • ジャンル:歴史人文・社会

内容紹介

福沢諭吉はなぜ相模地方にこだわったのか。交詢社を媒介として地域の開発とリーダーの育成を提唱・指導しつつ相模の美酒に舌づつみをうつ知られざる諭吉像を描く。

目次

序──諭吉はなぜ西相模に着目したのか
1足柄県のリーダー柏木忠俊に意気投合した諭吉
2交詢社に托した諭吉の「もう一つの国家」への夢
3「近代」づくりを西相模の水脈に求めて
4諭吉起草の「国会開設建言書」と相州自由民権家
5諭吉が愛でた丹沢の美酒と西相模を徘徊して
6長谷川彦八の東相模のリーダーとしての資質
あとがき
初出一覧