渋沢栄一

評伝・日本の経済思想 7

渋沢栄一

「道徳」と経済のあいだ

  • 著者:見城悌治著
  • 定価:2,750 円
  • ISBN:978-4-8188-2024-1
  • 判型:四六判
  • 頁:234頁
  • 刊行:2008年11月
  • ジャンル:経済学経済

内容紹介

農民、武士、官僚、実業家、社会事業家へと身を転じ、近代と真正面から向き合った渋沢。『論語と算盤論』の理想と現実や、国際関係認識など、その思想と人物を浮き彫りにする。

目次

第1章 「合理的精神」の形成:農民の子としての渋沢栄一
第2章 尊王攘夷意識形成とその転換:武士としての渋沢栄一
第3章 経済制度の構想:—大蔵官僚としての渋沢栄一
第4章 「合本主義」思想の展開:民間企業家としての渋沢栄一
第5章 公益思想の展開:社会事業家としての渋沢栄一
第6章 東アジア国際関係と対外思想:渋沢栄一にとっての朝鮮・中国
第7章 道徳思想の鼓吹:渋沢栄一の「論語と算盤」論
あとがき 現代社会と渋沢栄一