創業50年、経済のみならず、社会・歴史・思想まで「評論」する日本経済評論社
ドイツにおける地域自治の歴史を紐解く上で外せない問題のひとつに、農村下層民の問題がある。本書は19世紀末から19世紀中頃の地域の自立性の一側面に、下層民に対する定住管理問題という観点から接近する試みである。